研究紹介(圧電班)

中央大学理工学部精密機械工学科 計算材料力学研究室

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圧電素子を用いた発電継ぎ手の性能測定

近年発電装置は化石燃料ではなく、自然エネルギーを利用した物が増加してきている。現在使われている発電装置の問題点としてコストが高いこと、また発電する条件により設置場所が限定されてしまうということが考えられる。自然エネルギーを利用し、小型で低コストと融通の利く発電装置が必要となる。そこで、「圧電素子」という発電装置を用いることによって上記の課題の解決に取り組む。

圧電素子とは

ある特定の方向から結晶に向けて力を加えることで、電気分極が誘起され正負の電化が発生する圧電効果を利用した素子である。つまりは圧電素子に力を加えて変形させるとその変形量に応じて発電する装置である。

風力班の実験

このように圧電素子は非常に環境に優しい次世代型の発電機である。しかしながら圧電素子ひとつの発電量は今現在では少量でとても世の中の電力を担うほどの力はない。そこで本研究班は「圧電継手」という圧電素子の補助装置を設計開発し、その性能を測定および解析し圧電素子による発電の性能向上を目標としている。