距離画像とカラー画像の合成によるリアルな3次元モデル生成

  コンピュータビジョンの様々な分野において，リアルな三次元モデルの需要が高まっています．従来，これらのモデリングは手作業で行われていたため，多くの人手や時間を必要としていました．そのため，モデリング作業の自動化が望まれています．
　本研究では，距離画像センサより得られた「距離画像」と，デジタルカメラで撮影された「カラー画像」を合成することによって，高解像度で色付きの三次元モデルを生成しています． -関連論文-

猪股亮，寺林賢司，梅田和昇，ギーゴダン，”SIFTと距離濃淡画像を用いた柔軟な誤対応除去による幾何モデルとカラー画像の高精度なレジストレーション”，信学論(D)，vol.J95-D, no-8, pp.1585-1597, 2000

M.Shinozaki, M.Kusanagi, K.Umeda, G.Godin and M.Rioux, “Correction of color information of a 3D model using a range intensity image,” Comput. Vis. and Image Understanding, vol.113, no.11, pp.1170-1179, 2009

草�g真人，篠崎めぐみ，梅田和昇, ギーゴダン, マークリュウ,``実物体の三次元生成における距離濃淡画像を利用した色情報の改善'',信学論(D), vol.J92-D, no.7, pp.1045-1055, 2009