はじめての構造変更申請

4.車両検査(検査ライン)


初めての人にとっては一番の難関になるのが

検査ラインです。

 

検査ラインの正式名称は

自動方式総合検査機器と言います。

全ての操作は機器の電光掲示板の指示に従います.

 

1.検査ラインへの進入

電光掲示板が“待機”から“進入”になったら,

車を検査ラインに対して真っ直ぐ,静かに進入させます.

最初の踏み板のようなものは,サイドスリップを計測しているので

その上を通過するときは,ハンドルを切らず,一定の速度(約8km/h)

で滑らかに進入します.

なお,ここでは次のテスターでの計測にそなえて

ホイールベースが自動的に測定されています.

 

2.テスターでチェック

シャーシローラーのようなテスターにクルマを進入させます.

車輪がローラーとローラーの間に正しく載るようによく見て載せます.

掲示板の指示が出たら,

まず,アクセルを踏んで(MTならシフトチェンジして)

ちょうど時速40kmになったところでパッシングします.

スピードメーター検査

 

次に軽くブレーキを踏み,車輪が停止したら

ヘッドライト検査です.

ハイビームにして,

ヘッドライトテスターが上下左右に動いて

左右のライトの光度と光軸を調べます.

 

そして,ブレーキ検査です.

指示に従って,フットブレーキと

サイドブレーキを掛けます.

このとき,サイドブレーキはゆっくり引きます.

 

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