SEIKEN精密機械工学研究部リサーチリポート

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ビート・パー・ミニット


さてポン出しはうまく出来るようになりましたか?

次は主に、ダンス・ミュージックのDJに関しての技術です。とは言えアンビエントっぽいものをやる場合にも、時には必要な技術ですので、覚えておいた方がいいと思います。

ダンス・ミュージックをプレイするならやはり、ビートに合わせてキレイにミックスしたいところですね。
ここでBPM(ビー・ピー・エム)という言葉を覚えてください。BPMとはBeat Per Minute(ビート・パー・ミニット)の略です。「ドン、ドン、ドン、ドン」というバスドラムの音はよく耳にしますよね?あれは大体音符で言う四分音符で鳴っているものです。むかし音楽の授業で習いましたね。え?もう忘れた?大丈夫です。そんな事知らなくても、その感覚さえ解っていればいいのです。

で、この一定の感覚で鳴る「ドン、ドン...」のひとつひとつがここで言う「ビート」であり、1分間の内に繰り返されるビートの回数がBPMです。そしてそれが曲の早さを表す単位になります。テクノでは130BPM前後とか、早いもので140BPMを越えるものなどいろいろありますし、ドラムンベースなどでは150BPM以上を越えるものなどザラです。

慣れた人なら感覚的にこの数字を捉えることができますが、初心者にはなかなかすぐにはわかりません。一度使いたいレコードのBPMを、ストップウォッチなどで計ってみてください。そしてそれをメモしておくといいでしょう。レコードのジャケットや内袋に書いておくと、後で便利かもしれません。

 

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