MR溶接

関連研究:
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研究目的

近年、少子高齢化に伴い、造船業の溶接熟練者の人口減少による溶接技術指導者の不足が問題となっている。しかし、船体溶接の多くは人の手で行われており、産業用ロボットによる機械化が困難である。さらに、熟練の溶接技術者になるには約3年と、長い時間がかかる。そこで現在、溶接教育を目的とした溶接アシスト装置の開発が行われている。既存研究にはVRを用いた溶接の疑似体験装置が存在するが、これは実際の溶接で生じる反力を再現できないというデメリットがある。そこで、本研究では実際の溶接現場で溶接教示を行うことを目的とする溶接アシストデバイスの開発を行う。


実験動画