〜 どんな製図を引くのか? 〜
部品によって構成される機械装置に関する製図です.本授業では機械装置が部品毎に分かれた部品図と組み立てられた組み立て図の図面を引きます.
〒112-8551 文京区春日1-13-27 中央大学理工学部精密機械工学科mailto:mechmagazine@mech.chuo-u.ac.jp
大学2年生を対象とした演習形式の授業です。2008年度の担当教員は1・2組が中村先生,3・4組は井上先生でした。
本授業の目的は単なる複写ではなく,各種の情報をJISに準拠した図面情報として総合表現する手法を学習することです.1年生から2年生までの授業で習った知識を元に,実際に図面を引く演習を行います。
授業の形式は,課題製図の仕様説明のあと演習となります.
〜 図面内容のチェック 〜
・機械装置関連製図
・機械要素関連製図
機械を構成する最小の機能単位の部品である機械要素に関連する製図です.本授業では締結状態のナットやボルト等の図面を引きます.
実際に引く図面は,序盤は教科書の写しを基本仕様とし多少変更を加えた機械要素関連図面を引きます.中盤では形状のみ教科書を基本とし,寸法等の仕様を変更を変更した機械装置関連図面を引きます.そして,終盤ではロボット等,年度毎に違うテーマを与えられて自由に仕様を設定し図面を引くことになります.
皆さんも入学後は厳しくも重要な演習で確かな実力を身につけましょう
本授業ではモニターに表示される課題概要に対して,概要を十分に満たしているか,JIS規格を十分に満たしているかをチェックされます.厳しいチェックを受けますが,その分自身の身となりますし,開発・設計を行う理系職では製図はそれだけ重要なのです.