日本モーダル解析協議会

実験技術実習基礎セミナー

2007年7月6日(金) 中央大学後楽園キャンパス2号館


実験項目 

内容 

セットアップ

 対象物により最適な支持方法の確認.
 固定,自由支持(スポンジ,ヒモ吊り,ゴム吊り等)と拘束条件を変えた場合の変化.

センサー種類

 加速度計,レーザードップラー(スキャン式),感度,キャリブレーション,TEDS

加振方法

 ハンマーリング,加振器と実稼動の違い.
 再現性,線形性,相反定理の確認.加振力によるガタの影響.
 加振器による加振方法と注意点.
    (加振信号:チャープ,バーストランダム,バーストチャープ).
 ハンマーリングによる加振方法と注意点.
    (加振店応答点移動,先端チップ,ハンマー重量, 2度打ち).

加振点の選定

 求めたい振動モードに対する加振点の選択方法,FEM解析から求める方法.

測定点の選定

 センサーの位置と数.

伝達関数の測定と精度

 測定周波数範囲と振動モード数の関係,周波数分解能,ズーミング.
 入力,応答,伝達関数,コヒーレンス関数の評価方法.誤差の算出.

カーブフィット

 ポールの選び方,固有振動数,モード減衰比,振動モードの算出.

結果の評価

 振動モードの意味,自己MAC,相互MAC

結果の応用

 構造変更と感度解析(目的と方法,パラメータの選択方法).
 外力応力シミュレーションの方法.FEMモデルとの相関とアップデート.


講師 戸井 武司 [中央大学],中島 [A&D],金子 洋一[A&D],野村 祐吉 [B&Kジャパン]
石塚
昌之 [LMSジャパン],工藤 和久 [LMSジャパン]




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